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自分の人生を「9マスユイゴン®」という1枚のシートに落とし込み、頭を整理する!

1.「9マスユイゴン®」とは?

 9つのマス目に向き合い、書いて埋めていくことで、脳内整理と人生の棚卸しが簡単にできる「9マスユイゴン®」 というあたらしい遺言の形を提案しています。日々の忙しさに流されていきそうになる現代人にとって「9マスユイゴン®」 に取り組むことは、どんな効果、意味が期待できるのかをご紹介いたします。

2.「9マスユイゴン®」の効用

 私が提唱している「9マスユイゴン®」は、人生の棚卸しと脳内整理ができるツールです。

 遺言と聞くと、財産のある人や高齢者に関係するものと思われる方が多いかもしれません。まだ自分には必要ないと 思われるかもしれませんが、「9マスユイゴン®」は、自分にとって何が大切なことなのかを見つめ、改めて書き出すことで、 自分の人生の全体像とその優先順位を再確認することができるものです。日記感覚で気軽に書け、遺言としての法的効力もあります。

 現代は、誰もが非常に複雑な人生を歩んでいます。みなさんはメールやブログなどたくさんの情報を残されているのではないでしょうか。 この「9マスユイゴン®」は、そうした膨大なライフログを整理するためのインデックスとしても使えます。そもそも私が 「9マスユイゴン®」を考案したのは、あるとき、日本で遺言を書く人が非常に少ないということに気がついたのがきっかけです。

3.遺言の種類と日本人の遺言への想い

 遺言には自筆証書遺言、公正証書遺言と、秘密証書遺言の3種類があります。公に使われているのが公正証書遺言と自筆証書遺言です。 2012年に日本で公証役場を利用して書かれた公正証書遺言は約7万9千件。自筆証書遺言は、厳密なデータの取りようがありません。 相続が発生した場合、家庭裁判所にて検認という手続きが必要になります。その申請が年間で1万5千件くらいあるので、 それらを合計すると、最低でも1年で約9万4千件が書かれていることがわかります。毎年日本では125万人くらいの方が 亡くなっていますので、亡くなる人のおよそ8%しか遺言を書いていないのが現状です。15歳から誰でもできる法律行為にもかかわらず、 ほんのわずかの人しか書いていない。日本人にとっては、特に死に近いイメージがあるので、あまり向き合いたくないものなのかもしれません。 でも、遺言についていろいろと調べてみると、非常に魅力的な制度です。遺言が果たす機能はなにも相続の面だけではありません。 厳密にいうと、遺言には法的効力がある部分とない部分があります。効力がない部分は「付言」と呼びますが、この付言を使って ふだんなかなか面とは向かって言えない家族への感謝の気持ちや大切な人へのメッセージを書く人が増えています。 いまは不安の時代といいましょうか、これまで自分と向き合うことをしてこなかった人が、特に東日本大震災以降、 自分にとって本当に大切なものは何なのだろうかと考える人が非常に増えてきているように思います。

4.「9マスユイゴン®」が出来たわけ

 私はたまたま、学生時代に行政書士という資格を取得しました。独立するにあたり、遺言を書く人が非常に少なく、 かつ行政書士が遺言業務を取り扱うことができる、という2点を知り、これは自分に何か使命があるんじゃないかと思ったわけです。 そこで、何とか遺言を書くハードルを下げられないかと考え出したのが、9マスの枠にそって書く「9マスユイゴン®」です。

 アイデアを出そうとする場合、真っ白い紙にばく然と向かいあってもなかなか書けない。でも枠があると、枠のなかを埋めたくなる 人間心理がある。なかでも曼荼羅という形にすれば、非常に書きやすいのじゃないかと思いつきました。

 空海いわく、曼荼羅は「目で見るお経」。膨大なお経をシンプルに目で見てわかるようなものにしたのが曼荼羅だといいます。 であれば、自分の複雑な人生をひと目で見渡せるようシンプルに落とし込んだものをつくればいいのではないかと考えたわけです。 また、遺言の難しいイメージを払拭するため、カタカナ表記にしています。これで商標登録及び意匠登録もしています。

 「9マスユイゴン®」は、A4のシート一枚で書ける形になっています。遺言の種類でいうと、自筆証書遺言にあたります。 じつは自筆証書遺言というのは非常に簡単で、要件が4つだけ。すなわち①自分の字で書く、②日付を書く、③名前を書く、④印鑑を押す。 印鑑は実印でなくて三文判でもかまいません。基本的には、それで法的効力があるものができます。シートにはまず、相続について記す 部分があります。「第一条」「第二条」と列記しますが、これが実際には法的効力を発揮する部分です。その下に、9マスの枠があります。 これは、遺言でいうところの付言にあたります。中央の1マスにタイトルを書き込み、日付を記します。法的には最新のものだけが有効に なりますので、その点だけ注意してください。次に、周りの枠に8つのテーマを書き込みます。テーマは自由に設定してかまいません。 そして、それぞれのテーマにそってマス目を埋めていきます。最後に、改めて日付、住所、名前、年齢を記入し、印鑑を押せば完成です。公正証書遺言を作成するにあたり、この「9マスユイゴン®」を 使ってあらかじめ整理するのもひとつの使い方です。

5.「9マスユイゴン®」の最近の取り組み

 「9マスユイゴン®」を広めるために数年前から、10人前後のワークショップを月に1回程度、都内で開催しています。所要時間は最低3時間ほど。 そんなに時間がかかるのかと思われるかもしれませんが、多くの方は8つのテーマを出すところからかなり悩まれます。ですので、 あらかじめ「家族へ」「終活・葬儀について」「夢」「仕事」「勉強」「健康」などの例をいくつか提示する場合もあります。 さらにワークショップでは、仕事なら仕事というテーマをひとつ取り出し、それをまた8個に展開していきます。8テーマ×8個で、 ぜんぶで64個のマス目を埋めていくわけです。埋め終わったら、今度はそれを「9マスユイゴン®」に書き込むために絞り込んでいきます。 ひとつのテーマを深堀りしていくのも時間がかかりますが、おそらくいちばん大変なのは一度書いたものを捨てる、凝縮していく作業です。 そこで自分にとって要るもの、要らないものが明確になっていきます。これまでワークショップに参加された方は500人ほど。特に20代後半 から40代まで、女性のほうが多いでしょうか。生き方に関する悩みは男性にもあるでしょうが、女性のほうがそうした悩みに対して積極的行動 を起こしているように思います。参加される方の年齢層、性別によって雰囲気はだいぶ違います。20~30代の女性は、初対面だけど隣の人と 仲良くなって、自分が書いたものを見せ合います。一方、40~50代の男性中心だと、そういうことはまず起きません。でも、せっかくの 一期一会の出会いなので、できるだけ交流を持って頂くようにしています。

 参加された方からは、「ものすごくすっきりした」「自分の全体像がわかった」「これからやるべきことがわかった」といった感想をいただいて います。また、「忙しい日常のなかで自分と向き合う時間がほとんどなかった」ということに気づかれる方が思った以上に多かったですね。 なかには「頭がすっきりして仕事の効率が上がるようになってきた」とおっしゃる方もいます。 私自身も、月に1回は「9マスユイゴン®」を書いて棚卸しをしています。家族のこと、お金のこと、健康のことなどずっと共通している テーマはいくつかありますが、その他は以前とだいぶ変わってきて自分と向き合うタイミングは人それぞれで違いますね。自分の役割や、 自分が日本や世界に対してどういうことができるかなど、ちょっと大きいテーマを設定するようになりました。

 極論すれば、「9マスユイゴン®」はいつ書いてもいいものです。定期的に誕生日や新年などに書いてもいいですし、子どもが生まれたときや 転職したときなど、節目節目に書いてもかまいません。向き合うタイミングはそれぞれでいいと思います。

 日々考えたり、悩んだりしていることを、遺言という形で整理する。それを10年後、20年後に読み返してみると、「あのとき書いておいて よかったな」と思うことがきっとあるでしょう。自分の人生を1ページに落とし込む作業というのは、自分の頭のなかを整理できるのは もちろんのこと、長い目でみて未来の自分への手紙ともなるものなのです。

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